静電気の不思議 〜院内連携事業〜
11月17日 (土) 10時20分より,関東学院六浦中学校の1・2年生の生徒を対象に理科実験講座が開催されました.7名の生徒さんが参加しました. はじめに島田先生による概要説明の後,助手,学生会がサポートしながら以下のものを制作しました:
・プラスチックカップとアルミホイルを用いた,静電気を蓄えるライデン (Leiden) 瓶
・トランジスタとLEDを用いた,静電気チェッカー
ライデン瓶はコンデンサの原理と同じものとなっております.電気を通しにくい物質である絶縁体と, アルミのような電気を通しやすい導体をうまく組み合わせることによって,電気を蓄えることができます. 静電気チェッカーはトランジスタのスイッチング特性を利用し,帯電した物体を近づけるとLEDが光るようになっており, かつプラスかマイナスのどちらに帯電しているかも分かるようになっております. 家庭にある身近なもので作られた静電気振り子の実演も行いました.
寒さも深まり,天候に恵まれて乾燥した日であったため,これらの現象を良好に観測することができました.
こんにちは!
— 関東学院大学電気学系学生会(公式) (@KGUee413) November 24, 2018
先日行った理科実験の様子です!!
中学生と楽しく実験を行いました!
ぜひご覧ください!!!#関東学院大学#理科実験#電気電子#健康スポーツ pic.twitter.com/DA5yf3KVGj
大学院生が国際会議で研究発表を行いました
大学院 博士前期課程の香取洸樹君 (電気エネルギー研究室 指導教授: 中野 幸夫) が、国際会議 IEEE 7th Global Conference on Consumer Electronics, Oct. 9-12, 2018, Nara (IEEE GCCE 2018) のポスターセッションにおいて、研究成果" Monitoring System for a Single Aged Person on the Basis of Electricity Use – Performance Improvement by Interpolating Watt Hour Granularity -"を発表しました。多くの研究者と学生が集い、大変な盛況ぶりでした。
研究室体験 (学院内連携事業)
7月6日 (金) に,関東学院六浦高校の生徒を対象に,学院内連携事業の一環として研究室体験を行いました. 電気・電子コースでは,植原先生が高電圧研究室の取り組みとして,絶縁体の性質に関する研究につきまして紹介しました.
オープンキャンパスを開催しました (10/7)
10月7日 (日),オープンキャンパスが開催され,当コースでは研究室ツアーを実施しました. 高電圧研究室での落雷の実演,電気実験室での各種実験設備の紹介や体験,個別相談を実施し,盛況のもと終えることができました.
多くの方にご来場くださりまして,ありがとうございました.
今後も主に当サイトにて電気・電子コースの活動をお届けしていきます.
秋学期開始
9月21日 (金) に,オリエンテーションが開催されました. 開始時間はそれぞれ1年生は9時〜,2年生は11時〜,3年生は14時〜 約1時間程度で実施されました. 春学期の成績表が配布され,一喜一憂している様子がうかがえました. 4年生は所属する研究室で指導を受けることになります.
授業は週明け9月24日から開始となります.
卒業研究中間発表会が開催されました
9月14日 (金) 9時よりフォーサイトF-301/201教室にて,卒業研究の発表会が開催されました.F-301教室では高電圧研究室,電気エネルギー研究室,計算物性工学研究室ならびに電子デバイス研究室の, F-201教室では光エレクトロニクス研究室,並列分散システム研究室,ならびに健康スポーツ計測コースの2研究室の,指導教員や学生が参集し,プレゼンテーション形式での発表会がなされました.
このようなコースにおける研究室合同での発表会は年間で2回開催され,次回は2019年2月12日に開催予定です. 発表者にとっては,今回参加者から頂いた質問やアドバイスをもとに研究活動を進め,2月の発表会にのぞむことになります.
オープンキャンパスを開催しました (8月)
8月10日ならびに11日にオープンキャンパスが開催され,電気・電子コースでは6号館403実験室ならびに1Fブースにて出展を行いました. 実験室では各先生による研究紹介の他,電子工作体験や手回し発電機を用いた体験展示を行いました.また10日には石坂先生による模擬授業「仮想通貨はインターネット以来の革命になるか?」, 11日には中野先生による模擬授業「日本の電気エネルギーを考えよう」 を実施しました.
暑い中にも関わらず,多くの方にご来場いただきました.
10月7日にも「秋のオープンキャンパス」が開催され,6号館403実験室を会場として装置や研究紹介やを実施する予定です.
電磁石を製作し,発電の大変さを学ぶ: 子ども科学探検隊
小学生を対象とした電磁石製作・発電体験が8月7日,13時より開催され,16名の小学生参加者ならびに保護者が来場しました.
はじめに大津 稔 助手による,電気とそれが生み出すエネルギーを結びつける概念 (導体と絶縁体,電圧,電流,電力) と単位(ボルト,アンペア,ワット)に関する説明が行われ,その後に製作に取り掛かりました. 磁石が持つ鉄などの金属を引き寄せることのできる磁力は,電流と密接に関係します. その性質を利用し,芯の周りを導線で巻き,そこに電池をつないで電流を流せるようにしたものが電磁石となります. 今回は磁力が強くなるように鉄芯を用いて,エナメル線を約100回巻いていただきました. 完成した電磁石に方位磁針を近づけたり砂鉄に近づけたりすることで,磁石を作ることができたことに,驚いている様子でした. 電磁石によって電気から磁「力」を生み出す様子を体験した後に,その力を「回転」に変えたモーターを製作しました. 難しい工程に対しては,サイエンスコミュニケーターとしての学生会がサポートし,全員完成させることができました.
モーターの回転軸を回転させると,電気を取り出すことができます. 最後に手回し発電機やバイク発電機を用いて,電球を点灯させたり,鉄道模型が動かしたりして,実際に発電がなされることと,その安定供給の難しさを体感していただき,盛況のうちに本イベントを終えることができました.
本イベントは神奈川県青少年科学体験活動推進協議会の主催による「子ども科学探検隊」の一環として実施されました. 子ども科学探検隊は神奈川県在住もしくは在学の4-6年生を隊員とし,5月から概ね半年かけて各施設を巡り,科学の不思議さを体験していただく活動となっております.