秋学期開始
9月21日 (金) に,オリエンテーションが開催されました. 開始時間はそれぞれ1年生は9時〜,2年生は11時〜,3年生は14時〜 約1時間程度で実施されました. 春学期の成績表が配布され,一喜一憂している様子がうかがえました. 4年生は所属する研究室で指導を受けることになります.
授業は週明け9月24日から開始となります.
卒業研究中間発表会が開催されました
9月14日 (金) 9時よりフォーサイトF-301/201教室にて,卒業研究の発表会が開催されました.F-301教室では高電圧研究室,電気エネルギー研究室,計算物性工学研究室ならびに電子デバイス研究室の, F-201教室では光エレクトロニクス研究室,並列分散システム研究室,ならびに健康スポーツ計測コースの2研究室の,指導教員や学生が参集し,プレゼンテーション形式での発表会がなされました.
このようなコースにおける研究室合同での発表会は年間で2回開催され,次回は2019年2月12日に開催予定です. 発表者にとっては,今回参加者から頂いた質問やアドバイスをもとに研究活動を進め,2月の発表会にのぞむことになります.
オープンキャンパスを開催しました (8月)
8月10日ならびに11日にオープンキャンパスが開催され,電気・電子コースでは6号館403実験室ならびに1Fブースにて出展を行いました. 実験室では各先生による研究紹介の他,電子工作体験や手回し発電機を用いた体験展示を行いました.また10日には石坂先生による模擬授業「仮想通貨はインターネット以来の革命になるか?」, 11日には中野先生による模擬授業「日本の電気エネルギーを考えよう」 を実施しました.
暑い中にも関わらず,多くの方にご来場いただきました.
10月7日にも「秋のオープンキャンパス」が開催され,6号館403実験室を会場として装置や研究紹介やを実施する予定です.
電磁石を製作し,発電の大変さを学ぶ: 子ども科学探検隊
小学生を対象とした電磁石製作・発電体験が8月7日,13時より開催され,16名の小学生参加者ならびに保護者が来場しました.
はじめに大津 稔 助手による,電気とそれが生み出すエネルギーを結びつける概念 (導体と絶縁体,電圧,電流,電力) と単位(ボルト,アンペア,ワット)に関する説明が行われ,その後に製作に取り掛かりました. 磁石が持つ鉄などの金属を引き寄せることのできる磁力は,電流と密接に関係します. その性質を利用し,芯の周りを導線で巻き,そこに電池をつないで電流を流せるようにしたものが電磁石となります. 今回は磁力が強くなるように鉄芯を用いて,エナメル線を約100回巻いていただきました. 完成した電磁石に方位磁針を近づけたり砂鉄に近づけたりすることで,磁石を作ることができたことに,驚いている様子でした. 電磁石によって電気から磁「力」を生み出す様子を体験した後に,その力を「回転」に変えたモーターを製作しました. 難しい工程に対しては,サイエンスコミュニケーターとしての学生会がサポートし,全員完成させることができました.
モーターの回転軸を回転させると,電気を取り出すことができます. 最後に手回し発電機やバイク発電機を用いて,電球を点灯させたり,鉄道模型が動かしたりして,実際に発電がなされることと,その安定供給の難しさを体感していただき,盛況のうちに本イベントを終えることができました.
本イベントは神奈川県青少年科学体験活動推進協議会の主催による「子ども科学探検隊」の一環として実施されました. 子ども科学探検隊は神奈川県在住もしくは在学の4-6年生を隊員とし,5月から概ね半年かけて各施設を巡り,科学の不思議さを体験していただく活動となっております.
オープンキャンパスを開催しました (7/15)
7月15日 (日) にオープンキャンパスが開催され, 本コースでは体験型研究室ツアーを実施しました.
ツアーでは,教員による研究紹介や電子工作体験の他,ブースに置いて選抜手続きやキャンパスライフに関する相談が行われました.
暑い中にも関わらず,多くの来場者にお越しいただきました.ありがとうございました!
次回は8月9日 (木) に開催されます. 皆様のご来場をお待ちいたしております!
特別講演会が開催されました
7月2日 (月) 10:45より,フォーサイトF904教室にて,小野田 崇 教授 (青山学院大学) を講師に「電力設備における機械学習を使った異常予兆診断」を演題とした講演会が電気学会東京支部神奈川支所の主催で行われました. 電気・電子コース2年生・3年生などの他,学外の方も来場されていました.
講演では,導入として機械学習の基本的な考え方について,例え話を交えながら分かりやすく解説頂きました.その後,変電所などの電力設備の状態を監視し,異常を検出するための機械学習の導入について,ご自身がこれまでに取り組んできた研究テーマについてご講演いただきました.
本講演会は学生にとっては「電気・電子計測I」の振替として実施されました.秋学期の「電気・電子計測II」と合わせて,電流計や電圧計をはじめとする計器類の動作原理や取り扱い方法を学びます.基幹科目である「回路理論」「電磁気学」と連動し,さらに「電気電子情報基礎実験」での実践を交えながら展開されるとともに,電気主任技術者の免状取得のための必修科目となっております.このような科目を履修する学生にとっては,機械学習に関する今回の講演は少し意外であったかもしれませんが,正しく測ることの大切さを再確認できたことと思います. 終盤では質疑応答もあり,盛況のうちに終えることができました. 電気・電子コースでは,この他にも講演会を開催する予定であり,このような企画が見聞を広げる一助となることが期待されます.