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ニュース - 関東学院大学 理工学部 電気・電子コースのホームページです

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ニュースNEWS

NTTドコモの研究開発拠点を見学しました

公開日:2020年01月11日(土)

2019年12月13日(金)に.横須賀リサーチパークにあるNTTドコモ R&Dセンタの見学会を行いました.
特に提供開始が目前せまる5G技術について学びました.NTTドコモでは,5Gでの通信に3.5GHz,4.7GHz,28GHz,帯を使用するとのことです.
見学会は電気・電子コースの開講科目「電磁気学」の一環として実施されました.
参加した学生は今後,当見学会にて体験した展示に関する技術のエッセンスを学ぶことになります.

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理工/建築・環境学会研究発表講演会が開催されました

公開日:2019年11月13日(水)

 11月11日 (月) に金沢八景キャンパスにて,理工/建築・環境学会研究発表講演会が開催されました.学生や教員の他,一般の方にもご来場いただきました.
 電気・電子コースの発表はフォーサイトF-403教室で行われ,高電圧研究室,光エレクトロニクス研究室,および電気エネルギー研究室に所属する学生の合計9件の口頭発表が行われました.

 本講演会は理工学部および建築・環境学部の研究成果発表の場として例年秋頃開催されます.

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静電気の不思議 〜院内連携事業〜

公開日:2019年10月05日(土)

 9月28日(土) 10:30から12:00まで,関東学院六浦中学校1・2年生を対象とした「理科実験講座」が開催されました.6号館403実験室を会場に,6名の中学生が参加しました.
体験いただいた内容は「静電気の不思議」.はじめに島田先生による,静電気の起こる仕組みや具体的な体験内容の後,静電気を蓄える装置(ライデン瓶),静電気チェッカー,そしてペットボトルと輪ゴム等を使った静電気発生装置を組み立てました.この実習には学生会のサポートがありました.9月という季節のためか,組み立てた装置から静電気を見ることはなかなか難しいところがありましたが,最後に,より強力な静電気発生装置 (パンデグラフ) を稼働させたところ,バチバチとした音とともに,緊張を交えた驚きの声が上がりました.
なお,組み立てていただいた各種装置は参加した皆さんに持ち帰っていただきました.乾燥した冬に動作させてみると,当日よりも目立った結果が見えると思います.

参加した中学生の皆さんには,とても熱心に取り組んでいただきました.事後アンケートでは「楽しい時間を過ごせました」「おもしろかったので次回の実験も楽しみです」などのご感想を寄せてくださりました.このご興味・ご関心の気持ちを絶やさずに過ごしていただけることをお祈りい致しております.

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8月のオープンキャンパスが終了しました

公開日:2019年08月18日(日)

8月11日(日)および12日(月)にオープンキャンパスが開催され,電気・電子コースでは,6号館1Fブースでの個別相談と6-403実験室等を会場にしたツアーを実施しました.
ツアーでは,研究紹介プレゼンテーション,電子工作体験,バイク型・手回し発電体験,各種設備紹介が実施されました.多くの方にご来場いただきました.
また,フォーサイト9Fの教室にて,中野先生(11日),島田先生(12日)による模擬講義が開催されました.11日の模擬講義の受講は,AO選抜9月募集「プレスクール型」に応募するための要件となっております.

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小学生を対象としたスピーカー製作体験

公開日:2019年08月09日(金)

 8月6日 (火) 13時から16時まで,6号館403実験室にて,子ども科学探検隊が開催され,神奈川県に在住の12名の小学生が参加しました.
 まず大津先生による電気と磁石に関する講義の後,スピーカーの製作体験を実施しました.製作には学生会がサポートしました.
 スピーカーの要であるコイルはエナメル線を何度も巻く必要がありますが,参加したみなさんはとても熱心に取り組んでいました.出来上がったスピーカーに,音源機器やお手持ちのオーディオプレーヤーを接続したところ,きれいに音が奏でられ,歓喜の声が上がっていました.製作したスピーカーは持ち帰っていただきました.
 子ども科学探検隊は神奈川県青少年科学体験活動推進協議会の主催のもと,本イベントは小学生(4-6年生)が,神奈川県内の科学館,研究施設,大学,動物園を巡り,科学やものづくりの面白さを体験していただくべく開催されております.本イベントはAコースの4番目に位置づけられました.詳しくは神奈川県立青少年センター科学部のページをご参照ください.

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卒業研究発表会が開催されました

公開日:2019年08月08日(木)

電気・電子コースの卒業研究中間発表会が開催されました.
今年度は以下のように,分野ごとに異なる日程で開催されました.
 [中野研・植原研] 8月2日(金)15:00~17:15,7-202教室にて
 [ 銭 研・石坂研] 8月5日(月)10:00~11:15,工学本館225室にて
 [平松研・島田研] 8月6日(火)13:15~13:55,F-301教室にて
発表者である卒業研究生の他,各研究室に配属が内定した3年生ならびにコースの教員が出席しました.

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発表者の学生にとってはこの発表で得られた気づきをもとに,年度末の最終発表会に向けて研究を進めていくことになります.

理科系学生のための公開英語講演会が開催されました

公開日:2019年08月05日(月)

 理工学部/建築・環境学部教養学会が主催する「理科系学生のための公開英語講演会」において,高電圧研究室の植原 先生と岡本 先生が下記の講演を行いました.当日の詳しい模様は学部サイトに掲載されております.各演題にリンクが設定されております.
 聴講した学生からの質問も英語でなされ,活況のうちに講演を終えることができました.

 

7月8日 (月) 岡本 達希 先生,
Methods for Diagnosing High Voltage Equipment『高電圧機器の診断手法』

7月18日 (月) 植原 弘明 先生,
War of Currents:DC vs AC, T. Edison vs. N. Tesla, or GE vs. WEC『電流戦争』

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オープンキャンパスを開催しました!

公開日:2019年07月24日(水)

 7月14日 (日) に,オープンキャンパスが開催されました.電気・電子コースでは,6-403実験室を会場とした研究室ツアーを実施いたしました.同会場では,教員による研究室紹介,電子康作体験の他,特に資格取得に関連した実験設備の実演・体験を含めた紹介を行いました.電子工作体験では,組み立てるだけでなく,各部品の原理や特性に関する理解を深めていただけるような解説とともに体験をしていただきました.
 次回は8月11日 に開催します.中野先生による模擬講義も開催されます.
 引き続き,皆さまのご来場をお待ちいたしております!

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研究室体験「家電機器から発生する高調波の観測」が実施されました

公開日:2019年07月22日(月)

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 7月5日 (金) 13:00から16:10まで,関東学院六浦高校の生徒を対象に研究室体験が開催され,電気・電子コースでは中野研究室が担当し,5名の生徒さんが参加し,集合場所の5-101ホールから工学本館付属棟255実験室に誘導して体験が開始されました.
 テーマは「家電機器から発生する高調波の観測」.発電所から家庭のコンセントに向かって流れる電流は時間を変数とした,単独の周波数 (50Hzまたは60Hz) の正弦波として表されますが,家電機器内の回路の性質により,より高い周波数をもった波が現れます.こうした高調波のパターンは家電機器の特徴を反映していると考えられ,中野研究室ではこの分析と応用についての検討を行っております.この課題について,はじめに中野先生による理論的な解説があった後,実際に実験と,得られたデータの分析を行うまでを体験して頂きました.電流,電圧といった理科で学ぶ内容だけでなく,三角関数やその重ね合わせといった高校生の数学で学ぶ内容が,こうした研究を行う上で活かされていることが実感できていただけたのではないかと思います.好評のうちに,本イベントを終えることができました.

講演会「雷をひもとけば」が開催されました

公開日:2019年07月09日(火)

 7月8日 (月) 2講時 (10:45-12:15) に,7-302教室にて,電力中央研究所 名誉研究アドバイザー 新藤 孝敏 氏を講師に,講演会「雷をひもとけば」が開催されました.一般からの来場者とともに,本コースの2-4年次の学生が聴講しました.
 講演は,(1)雷の発生メカニズム, (2)東京スカイツリーでの観測事例の紹介,(3)雷から建物や人体を守るには といった構成で進行しました.
(1) 雲の中にある氷の粒同士が擦れることにより電気を帯びて落雷に至ること,その一瞬の0.1ミリ秒の中でも,空中から数十mずつ進んでは止まることを繰り替えて地面に接した瞬間に地上からの放電が起こるという過程があることを高速カメラによる映像を交えつつご教示くださりました.ハタハタと呼ばれる魚は鱩とも表記され,秋田県の県魚であり,冬に旬が来る魚がありますが,その漢字表記が示すように,冬に湿り気を帯びる日本海側では夏でなくても雷が起きることをご紹介いただきました.

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(2) 雷の大きさは千差万別であり,落雷箇所の予測が困難です.ここでは,ご自身の携わった研究課題として,東京スカイツリー等での定点観測についての事例をご紹介くださりました.観測手段としては,前述にあるように高速度カメラを用いたもの,スカイツリーにコイルを巻きつけて,落雷に伴う電流を検出するもの,ならびに放射される電磁界の変化を,赤城,我孫子および横須賀で観測し,落雷位置を推定するものがある旨を挙げていただき,それぞれ詳しくお話し下さりました.スカイツリーへの落雷は必ずしも最頂部とは限らないことや,高速度カメラで捉えた雷の発生過程に意外なものがあったというお話が印象的でした.
(3) 東京スカイツリーの足元には浅草がありますが,浅草寺には雷門や,例年7月9・10日に催される四万六千日の縁日での雷除けなど,雷にちなんだものが多くあります.落雷の位置を予測することは困難であっても,安全への対策は経験的に分かってきております.まず急な雨などで木の下に雨宿りすることは得策とは言えません.新藤氏は,木への落雷が地面にたどり着く前に人体に伝わるという側撃が起こること,側撃は木から3m程度離れると起こらなくなることを実験で検証したことをお話し下さりました.おわりに,避雷針は雷を回避するためのものではなく,建物の破壊を防ぐためのものであること,雷のような大きな電流のもとでは,電流を通しにくいビニール製の雨合羽を着用したからといっても効果がある訳ではなく,鉄骨が用いられた建物への避難が安全であることなど,雷にまつわる ありがちな誤解を解消するとともに,安全に回避するための方法をご教示くださりました.
 全体を通して,ユーモアを交えながらの講演で,盛況のうちに終えることができました.

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