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コース概要 - 関東学院大学 理工学部 電気・電子コースのホームページです

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コース概要COURSE OUTLINE

教育理念

 電気・電子コースは、系統的な専門基礎知識の修得と、その総合による論理的思考力、応用力、問題解決能力の育成に重点を置いた教育課程を編成します。 また、電気電子工学の根幹である「電磁気学」「回路理論」「電気電子情報基礎実験」「電気電子情報実験」「電気電子情報応用実験」を必修科目及び選択必修科目(20単位)とするとともに、電気分野に関する専門科目として「電力発生工学」「送配電工学」「パワーエレクトロニクス」「電気機器学」「スマートカー エレクトロニクス」などを、電子分野に関する専門科目として「電気・光電気化学」「電子工学」「電気・電子物性」「電気・電子材料」などを体系的に設置しております。電気分野では、クリーンエネルギーの創成とスマートグリッド技術で支える新しい電力網、電子分野では、ナノテクノロジーを駆使した最先端な電子材料などを学ぶことに教育の主眼を置いております。

目的

 電気電子工子に基づく技術は、絶え間ない革新を続けながら、現代社会をより安全・安心で豊かなものにするためにきわめて大きい役割を果たしています。また、それらの技術は、きわめて広範にかつ学際的に発展し続けています。
 電気・電子コースでは、環境にやさしいエネルギーの創成、新しい電子素子や発光素子の省エネ化・小型化・低コスト化を実現する技術を研究・開発をするための専門知識を修得した人材を育成します。 さらに、実験・実習を通じて関連する知識・技術を肌で体験することで、実践力、問題解決能力を身につけた、豊かな社会の構築に寄与できる人材を育成することを教育目標としております。

コースの特色

電気・電子コースでは、わたしたちの生活を支える電気・電子・情報・通信技術に関することを
以下の4つの分野に分けて系統的に学びます。

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エネルギーシステム分野

 電力発生工学、送配電工学、パワーエレクトロニクス、高電圧工学、電動力応用、電気機器等、電気エネルギー関連技術に関することを学びます。「電気主任技術者」などの資格取得をスタッフ全員で支援します。

nano 02

ナノ電子デバイス分野

 電子デバイスの材料となる物質の性質、コンピュータやネットワーク・通信機器などの電子機器に組み込まれる電子素子の動作原理、コンピュータの頭脳であるCPUの製造に必要な超高密度配線技術などについて学びます。

smartphone 02

ITシステム分野

 ロボット制御、コンピュータのプログラミング、情報通信ネットワーク、計算機システムの構成など、ITシステム技術に関する科目を学びます。1年次から情報技術全般に関する基礎的な知識を学び、「基本情報技術者試験」の合格をスタッフ全員で支援します。

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通信システム分野

 電波や光ファイバの基礎,通信システムのハードウェア構成、無線通信システムが守らなければいけない法規などについて学びます。本コースの科目を学ぶことにより、「第1級陸上無線特殊無線技師」などの国家資格を取得できます。

アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)

 理工学部理工学科電気・電子コースでは、現代社会を支える科学技術に興味を持つ学生を対象として、実践的な講義と実習を通して基礎および応用学問を深く学ぶ。問題の本質を見極め、論理的に分析し、主体的に解決方策を見い出すための適切な表現力と、他者と協働できるコミュニケーション能力を身に付ける。持続可能な社会・環境づくりに貢献しうる技能の取得を目指し、さまざまな分野で独創的に活躍できる人材を育成することを目的とする。この目的に基づき、電気・電子コースは、次のような学生を求める。

・電気・電子コースの教育に必要な総合的学力(数学II・Bと物理など)を有する。

・電気・電子コースでの学修を強く希望し、継続的に努力しようとする固い意志を有する。

・科学技術に携わる者として、「清廉さ」「実直さ」「公共心」を有する。

・理工学が他者との協調・協力のもとに成り立っていることを理解し、自らの教養・知識・技術を持って人や社会、地域の持続的発展に貢献したいという意欲を有する。

カリキュラム・ポリシー(教育課程の編成方針)

 教育課程の編成方針として、電気・電子コースでは、系統的な専門的基礎知識の修得と、その総合による論理的思考力、応用力、問題解決能力の涵養に重点を置きます。

  • 電気電子工学に関する基礎教育、および専門教育を行い、電気・電子コースが定める教育目標を実現するための専門教育課程を編成し、高度な専門知識を修得するための基礎教育、および豊かな人間性を持つ倫理観の形成を促す教育を実践します。
  • 基礎から応用までの幅広い知識を身につけた電気電子工学の専門家を育成するために、電気電子専門科目を学習するための基礎科目(支援科目)、電気電子現象を体感するための実験科目、電気電子現象を探求するための理論科目(コア科目)、電気電子工学の各専門分野の知識を修得するための自由科目(発展科目)を意識して、各専門科目を学年ごとに適切に配置します。
  • 電気電子工学に関する基礎原理と応用を体系的に学べる教育プログラムを構成し、実戦力を身につけるために、演習、実験、実習の時間を設け、さらに、幅広く学修することができるよう、学部・学科、専門コース間の枠を超えて、他学部、他学科、他コースの専門科目を履修できる体制を整えます。
  • 教育方法に関しては、講義内容をより深く理解させるために、演習、実験・実習を実施し、学生の専門領域に対する興味を喚起すると同時に、幅広い専門知識を修得させるために、自らが考え、自主的な学修を通じて、問題の提起、分析、解決能力の養成を促すことを目標とします。
  • 成績評価に関しては、学生の専門知識および技術の適用能力を、一定の判定基準に基づき判定します。
  • 学生の将来像の構築に支援するために、教育カリキュラムにおいて、キャリア形成パスを明確に示します。

ディプロマ・ポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)

 理工学部理工学科電気・電子コースに所定の期間在学し、その教育理念、及び、電気・電子コースが定める教育目標に沿って編成された教育科目を履修して、所定の単位数を修得した学生に対して、卒業を認定し、学士(理工学)の学位を授与します。