テクノトランスファーinかわさき2017に出展しました
7月12日(水)から14日(金)の3日間, かながわサイエンスパーク (川崎市高津区) にテクノトランスファーinかわさき2017が開催され,本学 電気・電子コースの高電圧研究室 (植原 弘明 教授) が,送配電を支える誘電体・絶縁体に関する出展を行いました.
ブースには多くの来場者にお越しいただきました.ご来場いただきました皆様にはこの場をお借りして御礼申し上げます.
8月27日に開催されるオープンキャンパスでは,高電圧研究室および各研究室の紹介,ならびに電気エネルギー研究室の実験設備見学の他,中野 幸夫 教授 (電気エネルギー研究室) による模擬講義「日本の電気エネルギーを考えよう」などといった出展を行い,電気・電子コースでの取り組みをお伝えします.イベントのページも併せてご参照ください.
講演会「電力ケーブルとその劣化診断技術」が開催されました
2017年7月7日,7号館202教室にて電気学会主催の講演会「電力ケーブルとその劣化診断技術」が開催されました.講師は 中出 雅彦 氏 (東京電力ホールディングス株式会社) で,これまでの電力送電線の保守に関する業績・ご経験に培われたご講演をされました.
当講演会は「高電圧工学 (担当:岡本 達希 先生)」の時間帯に行われ,電気・電子コースの3年生が多く出席したことから,導入として送電ケーブルの種類と構造について,ならびにこれらの保守・点検を含めた業務内容についてお話下さりました.ケーブルは実際に送電を行う導線を電気を通しにくい絶縁体で覆った構造をしていますが,様々な要因によって絶縁体の部分が劣化してしまい,放置すると大変危険な事態に晒されてしまいます.中出氏はこのようなケーブル劣化の兆候を早期にかつ低コストに検出するための研究に従事しており,これまでの成果をわかりやすくご紹介して下さりました.
学生だけでなく学外からも多数の参加者が来場し,質疑応答も活発になされ,好評のうちに講演会を終えることができました.
オープンキャンパスが開催されました
6月25日,関東学院大学六浦キャンパスにおいて,オープンキャンパス AO・推薦入試説明会が開催されました。
電気・電子コースでは,入試相談ブースの他,研究室紹介,電子工作体験,手回し発電体験装置の展示などを行いました。
次回のオープンキャンパス(7月30日(日)開催)では,AO入試プレスクール型対象プログラムとして,下記の模擬講義を行います。ご参加をお待ちしております。
特待生・スカラシップ生 証書授与式・激励会が開催されました
標記の会が、2017年6月28日(水)12:15からEF館1階理工学部学生ラウンジで開催されました。 電気・電子コースでは、特待生として3年生の高倉和希くんが選出され、授与者代表の一人として、特待生証書が武田理工学部長より直接授与されました。
また、電気・電子コースでは、スカラシップ生として2年生の須山由莉子さんが選出されており、スカラシップ生証書が授与されました。
特待生は,3年生・4年生のうち,学業・人物共に優秀で,模範となる学生をコースから若干名として選出され,授業料が実質免除されます (授業料相当額の奨学金が支給されます).
スカラシップ生は,一般入学試験 (前期日程3科目型),大学入試センター試験利用入学試験 (前期日程) の合格者のうち成績上位者のことを指し,入学金および授業料が免除されます (受験生応援サイトも併せてご参照ください).
特待生・スカラシップ生になって,一緒に未来のことを考えてみませんか.
関東学院六浦中学校「3年生総合学習」
5月24日、関東学院六浦中学校の「3年生総合学習」の一環として、電気学系の植原教授により、静電気をテーマとした授業が行われました。
静電気について基本的な事柄を学んだ後、静電気をためるライデン瓶や、トランジスタと発光ダイオードを利用した静電気検出器の製作などの実験を行い、静電気に関して理解を深めました。
【3年生対象】研究室の開放について
6月8日 (木) に3年生を対象に卒業研究基礎に関する説明会を開催し,約1ヶ月かけて配属先の希望調査が行われます. それに伴い研究室の開放を行います.教員によって時間帯が異なりますので,特に希望する配属先については下の表をよく確認して訪問しましょう.
中学1・2年生を対象とした理科実験講座を実施しました
2017年5月20日 (土) 10:30より,6-403実験室にて関東学院六浦中学校1・2年生を対象に理科実験講座を実施しました.島田先生とともに,学生会より電気・電子コース1年生 向井 勇人くんが従事しました.
本講座では,班に分かれ強力なネオジム磁石とアルミ製のレール,銅製パイプおよび直流電源を用いてフレミングの左手の法則を体感するというテーマで実験を行いました.大きな電流を通すので,慎重に行いながらも集中して取り組んでいました.
また,手回し発電機の体験を行いました.負荷としての電球のON/OFFに応じてハンドルの重みが変わるなど,電力の安定供給の難しさを体感しました.
本イベントの模様は学生会ブログにも掲載されています.
図書館ツアー/文献検索ガイダンスを実施しました
4月19日 (水) 9時より,情報科学センターにて,1年生対象科目「フレッシャーズセミナ」の一環として,文献の利用に関するガイダンスを実施しました.出席した1年生は本学の図書館の蔵書検索 (OPAC) や論文誌,新聞記事の検索方法について学びました.これらの検索では,「発電」「スマートグリッド」「電力自由化」といったキーワードから,書籍や記事の検索を行いました.
その後9:40より,図書館へと場所を移し,館内を巡回しながら開架・閉架書庫や,自習や共同利用スペース等の利用方法についてガイダンスが行われました.すでに初回授業が先週より開催されており,「工学基礎実験」など,定期的に文献調査を含めたレポートを提出する科目もあることから, 本日学んだことを存分に活用いただきたいと思います.
電気主任技術者をめざすには
電気主任技術者の職務は,「電気工作物の工事,維持及び運用に関する保安の監督」と電気事業法に定められております. 第1種・第2種・第3種と3種類の免状があり,第1種は全ての電気設備を取り扱うことができます.
免状の取得には
1) 電気主任技術者国家試験に合格する
2) 電気事業法の経済産業省令で定められた学歴または資格及び実務の経験に応じて交付される
という2つの方法があります. 本学電気・電子コースでは所定の科目を履修することにより,2)の「学歴」に対する要件を満たすことができます.
所定の科目一覧を今年度の時間割として以下に掲載します.
■1年次・・・回路理論I,電磁気学I (ご参考:1年生のモデル時間割)
■2年次・・・
■3年次・・・
■4年次・・・
これらの科目を履修した上で,本コースの卒業後,卒業前の経験年数の2分の1と卒業後の経験年数の和が1年以上の実務経験 (500V以上の電気工作物の工事,維持または運用) を経て,第3種電気主任技術者の免状の交付を受けることができます. また同様に本コースの卒業後,卒業前の経験年数の2分の1と卒業後の経験年数の和が3年以上の実務経験 (10,000V以上の電気工作物の工事,維持または運用) を経て,第2種電気主任技術者の免状の交付を受けることができます. そして,本コースの卒業後,卒業前の経験年数の2分の1と卒業後の経験年数の和が5年以上の実務経験 (50,000V以上の電気工作物の工事,維持または運用) を経て,第2種電気主任技術者の免状の交付を受けることができます.
電気主任技術者,目指してみませんか?
詳しくはオープンキャンパス等で,ご気軽にご相談くださいませ.