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学生が電験三種を取得しました

公開日:2018年12月14日(金)

 電気・電子コース4年 竹村 亮宏 君が9月2日 (日) に実施された電験三種の試験に合格しました. おめでとうございます.

 電験とは,電気主任技術者試験と呼ばれる国家資格取得試験の略称であり,事業用電気工作物の運用を監督するために必要な資格です.本資格は,電気・電子コースにおける所定の科目の履修によって筆記試験が免除されます. 一方で,全国36箇所 (2018年度) で一斉に実施される筆記試験の場合の合格率は例年約10%と言われており,一般財団法人 電気技術者試験センターによると,今年度は9.1%であったと報じられています.

 以下,竹村君のコメントです.

「就職活動に役立てるために受験を決意しました. 試験科目は4科目あり,大学で履修した講義や実習科目のノートや記憶をもとに,自習の時間を設けて日々勉強に取り組みました.具体的には

・第1科目『理論 (90分)』では回路理論や電磁気学,

・第2科目『電力 (90分)』では送配電工学,電力発生工学,

・第3科目『機械 (90分)』では電気機器学や各実験実習科目,

・第4科目『法規 (65分)』では電気法規・施設管理

といったコース専門科目が役に立ちました.電磁気学や回路理論は1・2年次の必修科目であったため,送配電工学や電力発生工学は現在卒業研究でご指導いただいている中野 幸夫 教授の担当科目であったため,比較的簡単に感じました.」

 本コースにおける電験に関するサポートについてはこちらをご参照ください.