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講演会「電力ケーブルとその劣化診断技術」が開催されました - 関東学院大学 理工学部 電気・電子コースのホームページです

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講演会「電力ケーブルとその劣化診断技術」が開催されました

公開日:2017年07月08日(土)

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 2017年7月7日,7号館202教室にて電気学会主催の講演会「電力ケーブルとその劣化診断技術」が開催されました.講師は 中出 雅彦 氏 (東京電力ホールディングス株式会社) で,これまでの電力送電線の保守に関する業績・ご経験に培われたご講演をされました.

 当講演会は「高電圧工学 (担当:岡本 達希 先生)」の時間帯に行われ,電気・電子コースの3年生が多く出席したことから,導入として送電ケーブルの種類と構造について,ならびにこれらの保守・点検を含めた業務内容についてお話下さりました.ケーブルは実際に送電を行う導線を電気を通しにくい絶縁体で覆った構造をしていますが,様々な要因によって絶縁体の部分が劣化してしまい,放置すると大変危険な事態に晒されてしまいます.中出氏はこのようなケーブル劣化の兆候を早期にかつ低コストに検出するための研究に従事しており,これまでの成果をわかりやすくご紹介して下さりました.

 学生だけでなく学外からも多数の参加者が来場し,質疑応答も活発になされ,好評のうちに講演会を終えることができました.